テレワーク/在宅勤務:机の場合

机の配置・周りに置くべきものとは

テレワーク/在宅勤務が世界的に増えています。
そのため、多くの方々が、もともと生活スペースだった自宅で仕事ができるよう、部屋の模様替えをしています。
個人的な生活と仕事の境界を明確に保ちながら、効率的で働きやすい場所を作ることは大切なことです。

この記事では、自宅であれオフィスであれ、仕事をするための最も重要なツールの1つ、「机」について考察していきます。

成功している社長が「ドアに背を向けて座っている」のを見たことがありますか?
彼らは常に、私たちがコマンドポジションと呼ぶ位置、「力の座、パワーの座」に机を配置しています。
つまり、背後に窓のない壁があり、部屋の入り口が見える場所です。
そういう机の配置だと、周囲の構造に支えられ、さらに、誰が自分の部屋に入ってくるのかを見ることができます。
(ドアは人生のエネルギーの出入りも象徴しています)。

その配置に座ると、自分は周囲の世界によって支えられている感覚が得られ、さらに、自分に近づいてくるものと調和しているというマインドが生まれてきます。

そのためには、まず壁と机の間に押し込んである、もしくは壁との隙間に押し込めず、机の下でとぐろを巻いているケーブルをきれいにすることも必要です。

整理整頓がどこまで求められるかは、自分のマインドと仕事に関連する作業が整理されるレベル、レイアウトの変更が全体的な調和をもたらすレベルです。

もし壁に向かって座らなければならないなら、机の上に「鏡や反射するもの」を置いてください。
広さに制限があり、このような変更がいつでも可能だということはありませんから。

人生でも(風水でも)完璧にできないことはよくあります。
要は、自分が出来る範囲で今よりも良くする、ということです。

具体的には、もし壁に向って座る必要があるなら、机の上や壁に鏡のように反射するもの(この画像のものよりは、大きめのものがいいです)を置き、ドアが見えるようにします。

キラキラ反射するガラス製のランプや額入りの絵を壁に掛ければ、ガラスに映る反射で、わざわざ振り返らなくても背後が見えるようになり、よりリラックスした感覚を得られます。

可能であれば「背もたれの高い椅子」にして下さい。
エクスサイズ用のバランスボールでは決してありません。
(実際、そういったものが椅子になっていることがあります)
椅子の背もたれは、頭のあたりまで覆うものがオススメです。

スペースを自分仕様に変えるのは非常に重要です。
自分にひらめきや刺激、現実感を与えてくれるような絵画や写真を飾れば、自分が周囲に支えられ、繋がりの中で仕事をしているという感覚をより得られるようになるでしょう。

工業的な備品や電気製品にずっと囲まれていると活力が減退していくので、仕事エリアにある自然の波動は、とりわけ癒しとなります。
屋外や自然の中にいると、活力が戻ったと感じるのは何故だと思いますか?
それは自然が私たちの生命の本質は愛であり、どこから来たのか思い出させてくれるからです。
つまり生命の本質は自然の中だと根源の愛を感じるからです。

下記イメージの机は理想的な最高の「パワーの座」にはなっていませんが、植物やクリスタルソルトのランプ、天然木の机が、場のエネルギーの質を改善する素晴らしいツールとなっています。

植物の青々とした緑は「成長、豊かさ、活力」を意味します。
植物は酸素を生成し、豊かな緑の葉は机の片側の直線的な形を緩和します。
(もちろん、植物は安定性の高い鉢に入れ、周辺の電子機器にリスクを与えないようにする必要があります)

クリスタルソルトランプの素材と形状は、素晴らしい装飾的なアクセントをもたらし、光源にもなります。
「机と窓の間の植物」は、そこに座る人に癒しをもたらす緩衝材として機能しますし、
周りにある「デザイン的な照明」は良い雰囲気をつくり、エネルギー強化となっています。

「実用的である」ということは、どんな仕事スペースでも(もちろん仕事以外のスペースでも)、最も重要な要素ですが、部屋を美しくすることは、そのスペースをイキイキとさせるだけではなく、あなたの天性を育て、あなたの特性を最高に表現できるようにします。

どこに座って仕事をするにせよ、

  • 仕事スペースをより美しくすること
  • 自分の背後のサポートを高めること
  • そして、入り口あたりの眺めが良くなる

ように工夫してください。

覚えておいてください。
現在、私たちの生活には多くの変化が訪れており、自宅で仕事をすることが、人によっては、かなりのストレスになっています。

自分に優しくして下さい。
通常だったら、私たち全員ができる改善ポイントがありますが、ゆっくり進めて下さい。

たとえ理想通りにいかなくても心配しないでください。
できることから1つずつ改善していけばいいのです。

そして、仕事が終わったら十分に休息し、「仕事から完全に離れる」ようにして下さいね。