数秒間の広告が私達の考えに影響しているなら、数週間・数ヶ月・何年も見続けているものの影響は計り知れません。
風水では、潜在意識に訴えかけるアート(絵や写真、小物類)を用いることがよくあります。
しかし、アートを選ぶ際は「そのアートやそのテーマがもたらす影響」を考えて選ばないと、間違った印象や影響を潜在意識にを与え、望まぬ結果となるかもしれません。
しかも、1枚だけということは稀で、小さなアパートでも何枚も飾られていました(その強い独立心は賞賛に値します)。
女性1人がモチーフのアートはファッショナブルかもしれませんが、他人との関係性がないことも強調しています。
あるクライアントは「その絵は女神だ」と主張していましたが、女神の絵だけで男性神のものはありませんでした。
そこには存在感、様式、優雅さがありますが、部屋に飾られている『ティファニーで朝食を』のオードリー・ヘップバーン(アップダウンのあるストーリー)、マリリン・モンロー(実生活において恋愛がうまくいかなかった)、といった女性の肖像写真は「運命の人をみつけるのに苦労する美しい女性」といった無意識な思考を定着させてしまいます。
幸福で愛情深いカップルを表現しているアートが重要になります。
もしそのようなイメージが好きではないなら、ペアの花、ペアの木、または2匹の動物といったものも使えます。
関係性を結ぶ前の意識の準備に役立ちます。
独身女性の強いイメージに魅力を感じるかもしれませんが、パートナーが欲しいのに出逢いがないなら、飾っているイメージを再検討する必要があります。
今の状況に満足していないなら、多くの時間を過ごしている環境も見直すときです。
自分らしくあるための環境を整えましょう。
ただしやり過ぎは禁物です。
浴室、トイレ、キッチンを含め、各部屋に1つあれば十分です。